豊後大野市について
自然豊か
豊後大野市は九州の東部、大分県の南部に位置し、面積は約603平方キロメートルと大分県で3番目に広い市となっています。平成17年に大野郡の三重町、大野町、犬飼町、朝地町、緒方町、千歳村、清川村の7町村が合併して誕生しました。
市の中央を九州屈指の河川である大野川が流れ、周囲をくじゅう連山、阿蘇山、祖母・傾山系の山々に囲まれた緑豊かな大地です。この豊後大野市の全域が平成25年9月、日本ジオパークに認定されました。
ユネスコエコパーク認定
大分県と宮崎県にまたがる祖母・傾・大崩山系は、急峻な岩峰や数々の渓谷など独特の景観美と原始的な自然を併せ持ち、希少動植物の宝庫としても知られています。
祖母・傾・大崩山系周辺の人々は、昔からこの豊かな自然を敬い、自然の恵を大切に守りながら暮らしてきました。
これからも、自然と人が共生しながら一層地域が発展して行くため、祖母・傾・大崩山系周辺地域の自治体(大分県、佐伯市、竹田市、豊後大野市、宮崎県、延岡市、高千穂町、日之影町)が連携し、「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の登録を目指す取組を進め、2017年6月、ユネスコMAB計画国際調整理事会において、登録地として決定されました。
⼟地が豊かだから、ごはんが美味しい!
野菜といえば、このぶんご⼤野は「⼤分の野菜畑」という異名があるほど、おいしい野菜の宝庫です。夏秋ピーマンは全国有数の生産量を誇り、⾼糖度のさつまいもの「⽢太くん」(品種名は「べにはるか」)も⼈気があります。他にもさといもやゴーヤなどが名産ですが、とにかく道の駅や市内の直売所で売っている野菜が、感動的においしい!⼟が、⼤地が、おいしい野菜の秘密(かも)です!
⼤分といえば、しいたけですが、ぶんご⼤野は、⼤分のなかでもトップクラスの⽣産量で、その質の⾼さは、⽣のしいたけを乾燥させた「乾しいたけ」が証明します。全国の乾しいたけ品評会でも常にトップクラスの評価。その「⾁厚さ」は感動ものです。乾しいたけを使ったいろんなグルメもあります。このおいしさ、世界中の⼈に届けたい!
歴史を感じる⽂化の数々
太古の昔より、豊後⼤野市には⼈が暮らした⾜跡が多く残っています。⼤野川流域に点在する古墳群からも権⼒あるものがこの地にいたことを物語ります。それは、祖⺟傾⼭系より流れ出る豊かな⽔が平野部を潤し、たくさんの⾃然の恵みを受けて農耕⽂化をはぐくんできた先⼈たちの賜物です。
今より、遡ること約1000年。この地は、宇佐⼋幡宮の荘園として栄えました。当時、荘司としてこの地を治めていた緒⽅三郎惟栄は平家物語にも登場する、九州⼀円に影響⼒があったという⼈物です。豊かに流れる緒⽅川の⽔を井路として⽥に引き込み、整備をしたとも伝えられています。
豊後大野市への
アクセス
- 車
- JR
- 空港バス
- 大分駅から
- 一般道路利用で50分
- 豊肥線で1時間
- 大分空港から
- 有料道路利用で1時間30分
- 大分駅まで1時間
- 大分港から
- 一般道路利用で1時間
- 昭和電工ドーム大分から
- 一般道路利用で40分
- 別府港から
- 一般道路利用で1時間20分
- 福岡空港・博多駅から
- 高速道路利用で3時間
- 日豊本線特急列車利用で3時間
- 熊本空港から
- 一般道路利用で1時間30分
- 熊本駅から
- 一般道路利用で2時間
- 豊肥線特急列車で2時間
- 宮崎延岡駅から
- 一般道路利用で1時間